読了:「ヘルドッグス 地獄の犬たち」「パワー・アントワネット」

記録するのを忘れていた本。

ふだんは全く読まないライト・ノベルなんだけど、アイデアが馬鹿馬鹿しくて良いなあと思って手に取った。マリー・アントワネットがなぜか筋肉モリモリの武術の達人で、ギロチンでは首を切れなくて… という話。マリーがポーズをとるとボディ・ビルディングの大会同様、侍女たちが「ナイスバルク!」「肩にちっちゃい鉄馬車乗せてんのかい!」などと声を掛けるのだそうである。

ヤクザ組織に潜入した警官を主人公にした、香港映画「インファナル・アフェア」を思わせる暴力小説。今年東映が映画化するのだそうだが、ウェットな日本映画になっちゃうかもな…