笙野頼子三冠小説集 (河出文庫 し 4-4)
笙野 頼子続きを読む
小学館は同時期に谷垣健治「燃えよ!!スタントマン : 香港電影」(1997)も出版している。かのアクション監督・谷垣健治さんの最初の著書だと思う。それらしい古本屋に行くたびに探している本である。
1995年と言えば、香港返還は目の前に迫り、ジョン・ウーはハリウッドで「ハード・ターゲット」を撮ったが、ジョニー・トーはあまたの職人監督のひとりに過ぎず、レスリー・チャンは全然元気、という時期である。パラパラめくっただけだけど、なんだかしんみりしちゃいました。
続きを読む
2024年末までに読んだ本。たぶんこれで全部だ。
2024年末までに読んだ本を記録しておく。まずはコミックスから。冊数が激減している… 人生の危機だ…
川本耕次に花束を 増補改訂版. 虫塚虫蔵(編). 2023/10.
一昨年亡くなった編集者・作家・ライター・ブロガー、川本耕次さんの追悼文集。コミケで頒布されたもので、通販で買った。
享年69歳。きわめて多岐にわたる仕事をした方であったが、そのほとんどは時代とともに失われていく性質のものであったと思う。長く残るのは、やはりちくま新書「ポルノ雑誌の昭和史」なんだろうなあ。
続きを読む
今月の半ばに、それまでに読み終えた本を記録したんだけど、抜け落ちがあったり、その後読み終えた本があったりなので、追加してメモしておくことにした。まずはコミックス。
今年に入って読んだ本、フィクション編、その1。
今年に入って読んだ本、単行本その3。
「石田徹也全作品集」, 求龍堂, 2010.
ちょっとお酒がはいった状態で、私鉄沿線駅前の閉店間際の小さな本屋さんを覗いたら、なぜか求龍堂のフェアをやっていて、すでに版元品切の石田徹也の全作品集が、なんと新刊で販売されていた。想定予算をはるかに上回る価格であったが、思わずレジに駆け込み、胸に抱えてふらふらと帰ってきた。ああ散財… 節約しなきゃ…
続きを読む
今年に入って読んだ単行本、その2。
今年に入って読んだ本、文庫編、その2。