読了:「はじめてのひと」「ブラック・ラグーン」「ペリリュー 楽園のゲルニカ」「天地創造デザイン部」「百姓貴族」 昨年8月以降に読んだ本の記録。まずはコミックスから。 はじめてのひと 6 (マーガレットコミックス) 谷川 史子 続きを読む →
読了:「邦キチ!映子さん」「急がなくてもよいことを」「暖かい日陰に」「おかあさんの扉」「ちくまさん」 今年読んだコミックス、その13。 ちくまさん (単行本) 西村 ツチカ 高野文子やメビウスを思わせる魅力的な短篇連作であった。PR誌「ちくま」に連載していた由。 続きを読む →
読了:「伊豆漫玉エレジー」「めしばな刑事タチバナ」「重版出来!」「深夜食堂」「平日休みの堀出さん」 今年読んだコミックス、その12。 伊豆漫玉エレジー (ビームコミックス) 桜 玉吉 孤高のマンガ家・桜玉吉さんのエッセイマンガ。ついに還暦をお迎えになったとのことであります。 続きを読む →
読了:「メタモルフォーゼの縁側」「インド夫婦茶碗 おかわり!」「世田谷イチ古い洋館の家主になる」「妻と僕の小規模な育児」「薔薇はシュラバで生まれる」 今年読んだコミックス、その11。 インド夫婦茶碗 おかわり! (1) (ぶんか社コミックス) 流水りんこ かつての人気エッセイマンガが、今度は子育てじゃなくて老年期エッセイとして復活。皆様お元気そうでなによりです。 続きを読む →
読了:「健康で文化的な最低限度の生活」「伽と遊撃」「ゴールデンゴールド」「アンダーニンジャ」「高丘親王航海記」 今年読んだコミックス、その10。 伽と遊撃 1 (ビームコミックス) 有間 しのぶ 「その女ジルバ」の著者の最新作。壮大な物語の導入部らしく、まだちょっと良し悪しの判断がつかない。 続きを読む →
読了:「ライカの星」「九龍ジェネリックロマンス」「天雷様と人間のへそ」「聖☆おにいさん」「乙嫁語り」 今年読んだコミックス、その9。 ライカの星 (ハルタコミックス) 吉田 真百合 うーん… お好きな方はお好きなんだろうけどなあ… 続きを読む →
読了:「ダンジョン飯」「アンリの靴」「ディザインズ」「大奥」「オリンピア・キュクロス」 今年読んだコミックス、その8。 ディザインズ(5) (アフタヌーンKC) 五十嵐 大介 ずいぶん前に完結していたんだけど、読み損ねていた。 続きを読む →
読了:「きのう何食べた?」「天地創造デザイン部」「不思議の国のバード」「チ。-地球の運動について-」「アルテ」 今年に入って読んだコミックス、その7。 きのう何食べた?(18) (モーニングKC) よしなが ふみ 続きを読む →
読了:「いちげき」「大砲とスタンプ」「よつばと!」「ブランチライン」「プリニウス」 今年に入って読んだコミックス、その6。 大砲とスタンプ(9) (モーニングKC) 速水 螺旋人 完結。軍事マニアむけコメディにみえて、優れた群像劇であった。 続きを読む →
読了:「ロスト・ラッド・ロンドン」「BLUE GIANT EXPLORER」「タイムスリップオタガール」「イムリ」「ヴィンランド・サガ」 今年に入って読んだコミックス、その5。 イムリ 25 (ビームコミックス) 三宅 乱丈 イムリ 26 (ビームコミックス) 三宅 乱丈 ついに完結。 続きを読む →
読了:「ハコヅメ」「ゆりあ先生の赤い糸」「その女ジルバ」「ペリリュー」「赤狩り」 今年に入って読んだコミックス、その4。 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(16) (モーニングKC) 泰 三子 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(17) (モーニングKC) 泰 三子 ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス (モーニングKC) 泰 三子 昨年以来、もっとも気になるマンガ。連載開始時はかなり稚拙なところがあったのに、どんどん上手くなっていく… 怖い… 続きを読む →
読了:「マザリアン」「夫を噛む」「アンダーズ」「鬼滅の刃」「ママポリス」 今年に入ってから読んだコミックス、その3. マザリアン(1) (アクションコミックス) 岡田 索雲 マザリアン(2) (アクションコミックス) 岡田 索雲 マザリアン(3) (アクションコミックス) 岡田 索雲 2017年に発表されたマンガ。これは意外な拾いものであった。不幸にしてネコの姿と化してしまった少年と、不幸にして特殊な性質を身につけてしまった少女の物語。社会からはじき出されたマイノリティの青春活劇という側面がある。 続きを読む →
読了:「錦糸町ナイトサバイブ」「わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記」「こっち向いてよ向井くん」「ダーリンは55歳」「女の園の星」「おいおいピータン」 今年読んだコミックス、その2。 錦糸町ナイトサバイブ(1) (アフタヌーンKC) 松田 舞 錦糸町ナイトサバイブ(2) (アフタヌーンKC) 松田 舞 錦糸町ナイトサバイブ(3) (アフタヌーンKC) 松田 舞 続きを読む →
読了:「フルーツ宅配便」「決してマネしないでください。」「妻が口をきいてくれません」「消えたママ友」「幸子、生きてます」「笑顔のたえない職場です。」「あせとせっけん」 またもや、読んだ本を貯めこんでしまった… 今年に入ってから読んだ本を記録しておく。まずはコミックスから。 妻が口をきいてくれません 野原 広子 消えたママ友 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 野原 広子 よくある軽いエッセイ風マンガかと思いきや、人の心の暗闇を感じさせるサスペンスであった。大きな漫画賞(手塚治虫文化賞短編賞)を受けたのも納得である。 続きを読む →
読了:「戦争は女の顔をしていない」「めしばな刑事タチバナ」「天国大魔境」「木根さんの1人でキネマ」「九龍ジェネリックロマンス」 戦争は女の顔をしていない 2 小梅 けいと, スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ, 速水 螺旋人 いやあ、これは凄い… 続きを読む →
読了:「私の少年」「セクシー田中さん」「ハコヅメ」「BLUE GIANT SUPREME」「BLUE GIANT EXPLORER」「ニュクスの角灯」 2020年に読んだ本をまだ記録し終えていなかった。まずはコミックスから。 私の少年(9) (ヤングマガジンコミックス) 高野 ひと深 見事な完結であった。 続きを読む →
読了:「健康で文化的な最低限度の生活」「7人のシェイクスピア」「愚者の星」「銀の匙」「はじめてのひと」 7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(12) (ヤングマガジンコミックス) ハロルド 作石 7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(13) (ヤングマガジンコミックス) ハロルド 作石 シェイクスピアの作品群は社会からはじき出された疑似家族の共同製作であったという設定の下での、大変に面白い歴史マンガ。13巻を読んでいて気づいてちょっと嬉しくなっちゃったことがあるのでメモしておくと、シェイクスピアのソネット集にはW.H.という謎の人物に宛てられた献辞がある。この物語におけるシェイクスピア集団のひとり、ワース・ヒューズ青年の名前は、きっとこれを踏まえているんだろうな。 続きを読む →
読了:「OL進化論」 OL進化論(38) (ワイドKCモーニング) 秋月 りす OL進化論(39) (ワイドKCモーニング) 秋月 りす OL進化論(39) (ワイドKCモーニング) 秋月 りす OL進化論(41) (ワイドKCモーニング) 秋月 りす OL進化論(42) (ワイドKCモーニング) 秋月 りす 日本の4コママンガの歴史に残る記念碑的作品(そう思いません? )。この三十年の社会変動と併走しつづけた、暖かくも鋭い世情観察の記録である。連載は続いていたものの単行本化が停止していたのが、なぜか今年に入って唐突な連続刊行。もしかして、ついに…
読了:「ビューティフル・エブリデイ」「おいおいピータン!!」「おひとり様物語」「ニュクスの角灯」「邦キチ!映子さん」 ニュクスの角灯 1 (乱コミックス) 高浜寛 なぜか全6巻セットが表示されるけど、読んだのは1巻目。このマンガ家の初期の作品については、なんだか大学でマンガの研究をしているインテリの習作のようだなあという感想で、どこが良いのかわからなかったんだけど(すいません)、これを読んで見直した。こんなに面白いマンガを描く人だったとは。 続きを読む →
読了:「メタモルフォーゼの縁側」「夢の端々」「神は細部に宿るのよ」「きょうも厄日です」「女のはしょり道」 夢の端々 上 (フィールコミックス) 須藤佑実 夢の端々 下 (フィールコミックス) 須藤佑実 少女期に同性愛的な一瞬を共にした二人の女性の半生を、映画「ペパーミント・キャンディ」のような時系列逆順で描く。いやあ、女の人って、怖い… 続きを読む →