川本耕次に花束を 増補改訂版. 虫塚虫蔵(編). 2023/10.
一昨年亡くなった編集者・作家・ライター・ブロガー、川本耕次さんの追悼文集。コミケで頒布されたもので、通販で買った。
享年69歳。きわめて多岐にわたる仕事をした方であったが、そのほとんどは時代とともに失われていく性質のものであったと思う。長く残るのは、やはりちくま新書「ポルノ雑誌の昭和史」なんだろうなあ。
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「書籍:ノンフィクション」カテゴリーアーカイブ
読了:「日本人は漢文をどう読んだか: 直読から訓読へ」「石田徹也全作品集」
今年に入って読んだ本、単行本その3。
「石田徹也全作品集」, 求龍堂, 2010.
ちょっとお酒がはいった状態で、私鉄沿線駅前の閉店間際の小さな本屋さんを覗いたら、なぜか求龍堂のフェアをやっていて、すでに版元品切の石田徹也の全作品集が、なんと新刊で販売されていた。想定予算をはるかに上回る価格であったが、思わずレジに駆け込み、胸に抱えてふらふらと帰ってきた。ああ散財… 節約しなきゃ…
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読了:「スポメニック 旧ユーゴスラヴィアの巨大建造物」「埋木舎と井伊直弼」「MOCT 『ソ連』を伝えたモスクワ放送の日本人」「わたしと日産」「映画を追え: フィルムコレクター歴訪の旅」「ウクライナの夜: 革命と侵攻の現代史」
今年に入って読んだ単行本、その2。
埋木舎と井伊直弼 (淡海文庫 41)
大久保 治男続きを読む
読了:「ダンテ論: 『神曲』と『個人』の出現」「ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義」「21世紀の中国映画」「『モディ化』するインド」「1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊」「独裁が生まれた日」「シーア派: 起源と行動原理」
読了:「国家の危機」「中世ラテン語の辞書を編む」
今年に入って読んだ本、文庫編、その2。
国家の危機 (日経ビジネス人文庫)
ボブ・ウッドワード, ロバート・コスタ, 伏見威蕃続きを読む
読了:「墨汁一滴」「先祖供養と墓」「竹林の七賢」「ソクラテス以前以後」「来迎芸術」「決闘裁判」「ナチズムの記憶」
読了:「豆腐の文化史」「ローマ帝国の衰退」「中国共産党 vs. フェミニズム」「ガザ紛争の正体:暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム」「『RRR』で知るインド近現代史」
今年に入って読んだ本、新書その2。
豆腐の文化史 (岩波新書 新赤版 1999)
原田 信男続きを読む
読了:「入門ユダヤ思想」「幕末から維新へ」「日本文化の歴史」「魔女狩りのヨーロッパ史」「暴力とポピュリズムのアメリカ史」「客観性の落とし穴」「大阪・関西万博『失敗』その本質」
読了:「狼煙を見よ」「階級とはなにか」「ドキュメント異次元緩和」「アテネ 最期の輝き」「限界ニュータウン」「予言者の研究」
狼煙を見よ:東アジア反日武装戦線“狼"部隊
松下 竜一犯人たちの家族のエピソードが辛く、心が沈む。海外に逃げた大道寺さんはその後どうしているのだろうか。生きていれば75歳らしい。
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読了:「ガザに地下鉄が走る日」「ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景」「『イーリアス』 ギリシア英雄叙事詩の世界」「中世への旅 騎士と城」
読了:「仁義なきヤクザ映画史」「鬼の筆」「トルコ 建国100年の自画像」「赤ちゃんポストの真実」「空からきた魚」
ノンフィクション、その2。
鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折
春日 太一続きを読む
読了:「イーロン・マスク」「戦時下のウクライナを歩く」「ナチズムの美学」「台湾のアイデンティティ」「かたちには理由がある」「『伝える』ことと『伝わる』こと」「検証 ナチスは『良いこと』もしたのか?」
読了:「混乱と遊戯の香港映画」
ノンフィクション、その6。
混乱と遊戯の香港映画
雑賀広海読了:「「断絶」のアメリカ、その境界線上に住む」「真理の語り手:アーレントとウクライナ戦争」「調べる技術:国会図書館秘伝のレファレンス・チップス」「私がつかんだコモンと民主主義」「国商 最後のフィクサー葛西敬之」
読了:「信仰か、マインド・コントロールか」「ドキュメント通貨失政」「日本銀行 虚像と実像」「千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝」「病むことについて」
読了:「アジア都市音楽ディスクガイド」「ウクライナ 通貨誕生」「デス・ゾーン」「アメリカは内戦に向かうのか」「ギリシア・ローマの文学」
読了: 「香港の民主化運動と信教の自由」「オーラル・ヒストリーの可能性 東京ゴミ戦争と美濃部都政」「母という呪縛 娘という牢獄」「変容するシェイクスピア」「栄光の昭和映画スター」
読了: 「平家物語 他六篇」「日本古典と感染症」「東方キリスト教の世界」「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」「叙任権闘争」
読了:「ウクライナ動乱」「ウクライナ戦争」「ウクライナ戦争の200日」「ウクライナ現代史」「アフター・アベノミクス」
こうして振り返ると、ウクライナ戦争をめぐる一般啓蒙書を読みまくっていたなあ。理解できない事態を目にすると本に頼るところは、あまり変わっていない。
ウクライナ戦争 (ちくま新書 1697)
小泉 悠続きを読む
読了:「エルサレムの歴史と文化」「諜報国家ロシア」「統計分布を知れば世界が分かる」「ルポ プーチンの破滅戦争」「ホメロス」
ホメロス (文庫クセジュ 838)
ジャクリーヌ ド・ロミーイ, De Romilly,Jacqueline, 潤, 有田続きを読む