書籍:ノンフィクション」カテゴリーアーカイブ

読了:「ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険」「中年格差」「感染爆発にそなえる」「道化のような歴史家の肖像」「猫を棄てる」

ウェブスター辞書の編集者だった人による、英語の辞書編纂をめぐるエッセイ。面白かった。
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読了:「低反発枕草子」「記者、ラストベルトに住む」「エロの「デザインの現場」」「誰が音楽をタダにした?」「世界で最も危険な男」

著者は朝日新聞の若い記者さん。この人によるアメリカの現地報告は抜群に面白い。この人の能力もあるだろうけど、所属社のバックアップあってのことかもしれないと思う。日本はこれからもどんどん貧しくなっていくだろうから、こういう力作は次第に読めなくなるかもしれない。
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読了:「ヨハネ受難曲」「ローマ帝国の崩壊」「独裁と孤立 トランプのアメリカ・ファースト」「それを、真の名で呼ぶならば」「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」

この本がきっかけで、一時期は朝から晩までヨハネ受難曲ばかり繰り返し聴いていた。いずれあの曲を訊くとコロナ禍を思い出すようになるんじゃないかと思う(そういう日が来るまでなお生きていればの話だが)。
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読了:「マックス・ウェーバー」「EU離脱」「コンビニチェーン進化史」「カラヴァッジョ<聖マタイの招命>」「かんぽ崩壊」

この本は意外に面白かった。どうでもいいけど、プロテスタンティズムの倫理となんとやらに出てくる「鉄の檻」って、正確に訳すと檻というより「殻」とか「外衣」なのだそうだ。ふーん。
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読了:「半グレと芸能人」「コロナ後の世界」「中東政治入門」「アメリカ大統領選」「物語 東ドイツの歴史」

東西統一の暗い側面についてはじめて知った。東ドイツ出身の人々が統一前の東ドイツにノスタルジーを感じることがあるという事情が、ようやく理解できたように思う。
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読了:「県警VS暴力団」「ビジネス・フレームワークの落とし穴」「人類と病」「ジョージ・オーウェル」「白人ナショナリズム」

元福岡県警刑事の回顧録。東海テレビの「ヤクザと憲法」というドキュメンタリーについて批判していて、変な感想だけど、あ、映画もご覧になるのか…と思った。(そりゃみますよね)
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読了:「ドキュメント 強権の経済政策」「難民問題」「イスラームからヨーロッパをみる」「マックス・ウェーバー」「インドネシア大虐殺」

どちらかといえば伝記的記述に焦点を当てた内容。読んでから半年くらい経っちゃったので細かいところは忘れたけど、ヴェーバーさん、結構つきあいにくそうな人だった…
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