書籍」カテゴリーアーカイブ

読了:「マザリアン」「夫を噛む」「アンダーズ」「鬼滅の刃」「ママポリス」

今年に入ってから読んだコミックス、その3.

2017年に発表されたマンガ。これは意外な拾いものであった。不幸にしてネコの姿と化してしまった少年と、不幸にして特殊な性質を身につけてしまった少女の物語。社会からはじき出されたマイノリティの青春活劇という側面がある。
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読了:「錦糸町ナイトサバイブ」「わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記」「こっち向いてよ向井くん」「ダーリンは55歳」「女の園の星」「おいおいピータン」

今年読んだコミックス、その2。


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読了:「フルーツ宅配便」「決してマネしないでください。」「妻が口をきいてくれません」「消えたママ友」「幸子、生きてます」「笑顔のたえない職場です。」「あせとせっけん」

またもや、読んだ本を貯めこんでしまった… 今年に入ってから読んだ本を記録しておく。まずはコミックスから。

よくある軽いエッセイ風マンガかと思いきや、人の心の暗闇を感じさせるサスペンスであった。大きな漫画賞(手塚治虫文化賞短編賞)を受けたのも納得である。
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読了:「民衆暴力」「幣原喜重郎」「殿様は『明治』をどう生きたのか」



軽い歴史読み物。なんだか年寄りになったような気分だ。

読了:Borsboom (2005) “Measuring the Mind” 第1章

 自宅の本棚をみても会社の本棚をみても、これは絶対読むべきだと勢い込んで買い込み、しかし途中で挫折した本たちが、恨めしげな顔でこちらを見つめている。辛い。
 せめてもの言い訳として、一冊選んでノートを取りながら読むことにした。

 … というこの状況に及んで、なお仕事上の必読書を選ばず、こういう本を選んじゃうところが、私が成功しない理由なんだろうな…
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読了:「その虐殺は皆で見なかったことにした:トルコ南東部ジズレ地下、黙認された惨劇」「見るレッスン 映画史特別講義」「香港 あなたはどこへ向かうのか」「安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル」「戦争交響楽 音楽家たちの第二次世界大戦」


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読了:「暴君 シェイクスピアの政治学」「ファシズム」「憲法学の虫眼鏡」「クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか」「中華の成立 唐代まで」

2020年に読んだ本の中で最高の面白本のひとつであった。シェイクスピアを題材にしているが、どこからどうみても現代政治についての本である。
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読了:「ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険」「中年格差」「感染爆発にそなえる」「道化のような歴史家の肖像」「猫を棄てる」

ウェブスター辞書の編集者だった人による、英語の辞書編纂をめぐるエッセイ。面白かった。
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読了:「低反発枕草子」「記者、ラストベルトに住む」「エロの「デザインの現場」」「誰が音楽をタダにした?」「世界で最も危険な男」

著者は朝日新聞の若い記者さん。この人によるアメリカの現地報告は抜群に面白い。この人の能力もあるだろうけど、所属社のバックアップあってのことかもしれないと思う。日本はこれからもどんどん貧しくなっていくだろうから、こういう力作は次第に読めなくなるかもしれない。
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読了:「ヨハネ受難曲」「ローマ帝国の崩壊」「独裁と孤立 トランプのアメリカ・ファースト」「それを、真の名で呼ぶならば」「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」

この本がきっかけで、一時期は朝から晩までヨハネ受難曲ばかり繰り返し聴いていた。いずれあの曲を訊くとコロナ禍を思い出すようになるんじゃないかと思う(そういう日が来るまでなお生きていればの話だが)。
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読了:「ペスト」「白い病」「ペスト」「湖の男」「神と罌粟」

今春、部屋に閉じこもっていて読んでいた本。わかりやすい選択だ…
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