Freimer, M., Horsky, D. (2012) Periodic Advertising Pulsing in a Competitive Market. Marketing Science. 31(4), 637-648.
仕事の都合でめくった。えーと、ナショナル・ブランドは広告出稿の際に、ある月にどさっと出稿してしばらく減らす、というサイクルを繰り返すことがあるけれど、それがゲーム理論の観点から見て合理的だということを示します、という論文であった。
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Freimer, M., Horsky, D. (2012) Periodic Advertising Pulsing in a Competitive Market. Marketing Science. 31(4), 637-648.
仕事の都合でめくった。えーと、ナショナル・ブランドは広告出稿の際に、ある月にどさっと出稿してしばらく減らす、というサイクルを繰り返すことがあるけれど、それがゲーム理論の観点から見て合理的だということを示します、という論文であった。
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宋金, 王胜, 应嘉明(2020) 新产品营销中的心理模拟研究述评 (A Literature Review of Mental Simulation in New Product Marketing). 外国经济与管理, 42(7), 36-47.
新製品マーケティング(リサーチではなくて)におけるメンタル・シミュレーション研究のレビュー。
仕事の都合で調べものしていてたまたまみつけて、中国語なのでふだんなら無視するんだけど、英文要旨を眺めていたらなんだか虫が知らせて… 機械翻訳を駆使してどうにか目を通した。いやー、これは勉強になりました。
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井上淳子(2014) 新製品導入時のサンプリング・プロモーション: 個人内外のプロモーション効果. 流通研究, 16(2), 97-117.
製品サンプリング (標本抽出のことじゃなくて、消費者に製品のサンプルを配ること) についての実証研究。仕事の都合で読んだ。日本語で読めるのは実にありがたいです。
主要な先行研究はBawa & Shoemaker(2004)のACEモデル(論文中ではずっとBowaって書いてあるけど)。ただし、ACEモデルではアウトカムは実購買だけど、ここではクチコミにも注目している。
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Zhao, M., Hoeffler, S., Zauberman, G. (2011) Mental Simulation and Product Evaluation: The Affective and Cognitive Dimensions of Process Versus Outcome Simulation. Journal of Marketing Research, 48(5), 827-839.
仕事の都合で急遽読んだ奴。新製品評価時のメンタル・シミュレーションの話。
前に雑誌の記事を書くために調べたとき(もう6年も前だ…)、この著者らの論文のうちHeffler(2003 JMR), Zhao, Hoeffler, Dahl(2012 JPIM)はメモを取って読んだんだけど、他のはメモが残ってない。この論文も読んだかどうか定かでない。やれやれ。
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中川宏道 (2017) ポイントの知覚価値および知覚コストに関する研究の展望と今後の課題. 九州大学心理学研究, 18, 15-27.
中川宏道先生によるポイント研究レビュー。こういうの、ほんとに助かりますです…
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中川宏道(2015) ポイントと値引きはどちらが得か? ポイントに関するメンタル・アカウンティング理論の検証. 行動経済学, 8, 16-29.
仕事の都合で急遽読んだ。価格販促と(ロイヤルティ・プログラムの)ポイントによる販促を比べた研究。著者の先生は日本におけるポイント研究の第一人者である。
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Park, J., Lee, L, Thomas, M. (2019) Why do cashless payments increase unhealthy consumption? The decision-risk inattention hypothesis. Journal of the Association for Consumer Research, 6(1).
仕事の関連で読んだ奴。プレプリントで読んだ。掲載誌は変な雑誌ではないと思うけど、IF 0.29という風情のある雑誌である。
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Chan, M., Kemp, S., Finsterwalder, J. (2016) The concept of near money in loyalty programmes. Journal or Retailing and Consumer Services. 31, 246-255.
これも仕事の都合で急遽読んだ奴。
ロイヤルティ・プログラムの実証研究は、個別企業のプログラムについて扱っていることがほとんどで、プラットフォーマー型のプログラムについての研究がなかなかみあたらず困っていた。これはお国柄の問題もあるのかもですね。日本ではTポイントだのdポイントだの、プラットフォーマー型ポイントがすごく普及してるけど、すべての国がそうではないだろう。
いったいどういうキーワードで探せばいいのかなあ、と同僚に相談してみたところ、near moneyなんてどうですか? とのこと。検索してみたらたちまち、この論文をはじめ、仕事上の関心と重なる奴がぞろぞろ出てきた。ありがとうありがとう。相談してみるもんね。
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Foxall, G.R., (1992) The Behavioral Perspective Model of Purchase and Consumption: From Consumer Theory to Marketing Practice. Journal of the Academy of Marketing Science, 20(2), 189-198.
仕事の都合で急いで読んだ奴。驚くなかれ、スキナー流のマーケティング理論の提案である。消費者行動論の教科書を読んでるとハルみたいなSOR図式が出てくることがあって、おおここにも心理学の歴史が… なんて思っちゃうのだが、この論文はまさかの行動分析路線。恥ずかしながら私、心理学を勉強してたことはあるものの、こっち方面については全く詳しくない。自分の院試の際とか(大昔だ)、講義の準備とかで仕方なく勉強したくらいで…
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Barnett, W. (1988) Four steps to forecast total market demand. Harvard Business Review. Jul. 1, 1988.
仕事の足しになるかと思って読んだ奴。HBRの記事で、別にメモを取りながら読まなきゃいけないような内容ではないんだけど、なんでも記録しておくに越したことはないと思って。
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Rust, R.T., Ambler, T., Carpenter, G.S., Kumar, V., Srivastava, R.K. (2004) Measuring Marketing Productivity: Current Knowledge and Future Directions. Journal of Marketing, 68, 76-89.
仕事の都合で調べ物しててめくったやつ。
いわく… マーケティングの支出は株主価値を高めるのか。そのアカウンタビリティが欠けているせいで予算が減らされてしまっている。
本論文ではマーケティング・アクションの生産性の測定について、幅広い枠組みをご提案しましょう。なおこの論文では、製品とかプライシングとか顧客リレーションシップとかじゃなくて、いわゆるマーケティング支出(コミュニケーションとかプロモーションとか)に注目する。
… というイントロからはじまる論文なんだけど、取り扱う範囲があまりに広く、あまりに総説的なレビューなもので、読んでてそんなに面白いものではなかった(すいません)。
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Kim, K., Park, J., Kim, J. (2013) Consumer-brand relationship quality: When and how it helps brand extensions. Journal of Business Research, 67(4), 591-597.
仕事の都合でめくった奴。Google様いわく被引用回数93。
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Breugelmans, E., et al. (2015) Advancing research on loyalty programs: A future research agenda. Marketing Letters, 26, 127-139.
少し前に仕事の都合で読んだ奴。ロイヤリティ・プログラムについての概観論文。9人の連名で、ワークショップのまとめなのだそうで、そういうのは総花的でつまんないことが多いんだけど、まあ短いからいいかと思って。
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Pauwels, K., Leeflang, P.S.H., Bijmolt, T.H.A, Wieringa, J.E. (2017) The Future of Marketing. Leeflang, P.S.H. et al.(eds) “Advance Methods for Modeling Markets.” Springer.
しばらく前に読んだ奴。Advanced Methods for Modeling Markets という、読んで字の如くマーケティングの数理モデルを解説した分厚い論文集があって、これが意外に面白そうで、いつか役に立つだろうと買い込んだはいいが、読もう読もうと思いながら全然読んでなくて(2万円オーバーだったのに!!)、なんだか気がとがめたので、最終章だけむりやり目を通したのであった。
論文集についてるこういう締めくくりの章は、総花的になりがちで(かつ、本編の寄稿者に気を遣うせいで)つまんなくなることが多いと思うんだけど、これは頭の整理になった。個別にみて新規な話題があるわけではないけれど、整理されているところに価値がある。
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