読了: 「バロック音楽」「悪魔が憐れむ歌」「グレート・インフルエンザ」「世界システム論講義」「輝け!キネマ」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その9。ここからは文庫本。 バロック音楽 ――豊かなる生のドラマ (ちくま学芸文庫) 礒山 雅 途中まで作曲家名をスマホでいちいち検索しながら読んだ。この本に出てくる曲をまとめて収録したコンピレーション盤があったら、買っちゃうかも… 続きを読む →
読了:「移民の経済学」「今こそ読みたいガルブレイス」「ポスト社会主義の政治」「サラ金の歴史」「フォン・ノイマンの哲学」「コロナ危機の政治」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その8。 ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書) 松里 公孝 ポーランドなど5ヶ国の準大統領制と呼ばれる政治システムを分析する。非常に面白い本で、地図と見比べながら読みふけった。 続きを読む →
読了:「さよならテレビ」「政界再編」「アフター・リベラル」「新宿・歌舞伎町」「性風俗サバイバル」「メディアが動かすアメリカ」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その7。 さよならテレビ: ドキュメンタリーを撮るということ (976;976) (平凡社新書 976) 阿武野 勝彦 とても興味深い内容であった。 続きを読む →
読了:「情報参謀」「職業としてのシネマ」「カール・シュミット」「金正恩と金与正」「古代日本の官僚」「ミャンマー政変」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その6。 情報参謀 (講談社現代新書 2377) 小口 日出彦 2016年刊、2009年~2013年の自民党のネット対応をコンサルが明かす。著者の方には大変申し訳ないんだけど、かなり後味の悪い本であった。 続きを読む →
読了:「太平天国」「経済学の堕落を撃つ」「地域衰退」「コロナ対策禍の国と自治体」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その5。ここからは新書ばかりである。なんだかなあ。 経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史 (講談社現代新書 2596) 中山 智香子 なんだかトンデモ本のような題名だが、カール・ポランニーを軸にした経済思想批評、という感じの内容であった。 続きを読む →
読了:「日銀漂流」「ベネズエラ 溶解する民主主義、破綻する経済」「豆腐百珍百番勝負」「絶望死」「現代イギリス経済学の群像」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その4。 ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済 (中公選書 115) 坂口 安紀 チャベス大統領就任以降のベネズエラの経済破綻を描く。いやあ… やっぱり政治というのは大事なのだ、と身につまされる思いであった。 続きを読む →
読了:「決定版 日本の喜劇人」「喰うか喰われるか 私の山口組体験」「私たちはどこにいるのか?」「本を売る技術」「模倣の罠 自由主義の没落」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その3。 本を売る技術 矢部 潤子 ベテラン書店員が語る、きわめて具体的・詳細な業務解説。これ、ふつうの書店員の方からみて、どこまでがリアルな話で、どこからが名人の芸談のような話なのだろうか… 続きを読む →
読了:「糸と痕跡」「万引き」「パレスチナ問題の展開」「一度きりの大泉の話」「『ネオ・チャイナリスク』研究」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その2。 一度きりの大泉の話 萩尾望都 大変な話題になったが、うかつに感想を述べるのも躊躇われる内容である。萩尾先生、竹宮先生、どうかお元気にお過ごし下さいますように… 続きを読む →
読了:「柿」「イエスの意味はイエス、それから…」「近世の三大改革」 今年に入って読んだ本の記録、ノンフィクション部門、その1。 柿 (ものと人間の文化史 185) 今井 敬潤 オフィスまでてくてく歩いている途中で、ふと、かつて農家だったらしき古い家の庭にはなぜ柿の木が植えてあるんだろう? と疑問に思い、読んでみた本。著者は同シリーズで「柿渋」という本も書いておられる。 続きを読む →
読了:「邦キチ!映子さん」「急がなくてもよいことを」「暖かい日陰に」「おかあさんの扉」「ちくまさん」 今年読んだコミックス、その13。 ちくまさん (単行本) 西村 ツチカ 高野文子やメビウスを思わせる魅力的な短篇連作であった。PR誌「ちくま」に連載していた由。 続きを読む →
読了:「伊豆漫玉エレジー」「めしばな刑事タチバナ」「重版出来!」「深夜食堂」「平日休みの堀出さん」 今年読んだコミックス、その12。 伊豆漫玉エレジー (ビームコミックス) 桜 玉吉 孤高のマンガ家・桜玉吉さんのエッセイマンガ。ついに還暦をお迎えになったとのことであります。 続きを読む →
読了:「メタモルフォーゼの縁側」「インド夫婦茶碗 おかわり!」「世田谷イチ古い洋館の家主になる」「妻と僕の小規模な育児」「薔薇はシュラバで生まれる」 今年読んだコミックス、その11。 インド夫婦茶碗 おかわり! (1) (ぶんか社コミックス) 流水りんこ かつての人気エッセイマンガが、今度は子育てじゃなくて老年期エッセイとして復活。皆様お元気そうでなによりです。 続きを読む →
読了:「健康で文化的な最低限度の生活」「伽と遊撃」「ゴールデンゴールド」「アンダーニンジャ」「高丘親王航海記」 今年読んだコミックス、その10。 伽と遊撃 1 (ビームコミックス) 有間 しのぶ 「その女ジルバ」の著者の最新作。壮大な物語の導入部らしく、まだちょっと良し悪しの判断がつかない。 続きを読む →
読了:「ライカの星」「九龍ジェネリックロマンス」「天雷様と人間のへそ」「聖☆おにいさん」「乙嫁語り」 今年読んだコミックス、その9。 ライカの星 (ハルタコミックス) 吉田 真百合 うーん… お好きな方はお好きなんだろうけどなあ… 続きを読む →
読了:「ダンジョン飯」「アンリの靴」「ディザインズ」「大奥」「オリンピア・キュクロス」 今年読んだコミックス、その8。 ディザインズ(5) (アフタヌーンKC) 五十嵐 大介 ずいぶん前に完結していたんだけど、読み損ねていた。 続きを読む →
読了:「きのう何食べた?」「天地創造デザイン部」「不思議の国のバード」「チ。-地球の運動について-」「アルテ」 今年に入って読んだコミックス、その7。 きのう何食べた?(18) (モーニングKC) よしなが ふみ 続きを読む →
読了:「いちげき」「大砲とスタンプ」「よつばと!」「ブランチライン」「プリニウス」 今年に入って読んだコミックス、その6。 大砲とスタンプ(9) (モーニングKC) 速水 螺旋人 完結。軍事マニアむけコメディにみえて、優れた群像劇であった。 続きを読む →
読了:「ロスト・ラッド・ロンドン」「BLUE GIANT EXPLORER」「タイムスリップオタガール」「イムリ」「ヴィンランド・サガ」 今年に入って読んだコミックス、その5。 イムリ 25 (ビームコミックス) 三宅 乱丈 イムリ 26 (ビームコミックス) 三宅 乱丈 ついに完結。 続きを読む →
読了:「ハコヅメ」「ゆりあ先生の赤い糸」「その女ジルバ」「ペリリュー」「赤狩り」 今年に入って読んだコミックス、その4。 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(16) (モーニングKC) 泰 三子 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(17) (モーニングKC) 泰 三子 ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス (モーニングKC) 泰 三子 昨年以来、もっとも気になるマンガ。連載開始時はかなり稚拙なところがあったのに、どんどん上手くなっていく… 怖い… 続きを読む →