コロナ禍に突入して以来、ぼんやり窓の外の空を眺めて時間を費やしてしまうことがさらに多くなってしまった。私の人生はこれからどうなるのだろうか、と。
以前自分なりに一生懸命調べていたトピックのひとつに、ベイジアン自白剤っていうのがあるのだけど、最近たまたま仕事の関連で類似の話に取り組むことになったり、日頃お世話になっている先生からとても面白いお話を伺ったりして… よし、本腰いれてキャッチアップしよう、と思ったものの、そもそもこれまで何を読んだのかがわからなくなっている。三歩歩いたらすべて忘れる。私はニワトリなのかも知れない。それも卵を産まないやつだ。でも肉もまずい。だから殺されないで済んでいるのかもしれない。
というわけで、手始めに、自分のブログのベイジアン自白剤関連のエントリを並べてみた。すいません、純粋に自分のための覚え書きです。
- Prelec (2004): ベイジアン自白剤, 「ベイジアン自白剤」メモ
- Jurca & Falting (2008) オンライン自白剤
- Barrage & Lee (2010) : ベイジアン自白剤 for 支払意思額聴取
- Chen & Pennock (2010) 予測メカニズム・レビュー
- Howie, Wang, & Tsai (2011) : ベイジアン自白剤 for 医薬品の新製品受容性予測
- Show, Horton, & Chen (2011): ベイジアン自白剤 in クラウド・ソーシング
- Faltings, Li, & Jurca (2012): センサーのためのピア自白剤
- Witkowski & Parkes (2012): ベイジアン自白剤 for 少人数
- Kuncel, Borneman, & Kiger (2012): 意図的虚偽回答の検出 feat. ベイジアン自白剤
- John, Lowenstein, & Prelec (2012): 心理学者にベイジアン自白剤を飲ませたら
- 櫻井, 沖本, 岡, 兵藤, 篠田, 横尾 (2012): クラウドソーシングで品質の主観的自信を正直に報告させるメカニズム・デザイン
- Weaver & Prelec (2013): ベイジアン自白剤 in 市場調査
- Sandroni & Shmaya (2013): 当たり外れがプロパー・スコアリング・ルールで決まるクジを報酬とせよ、さすれば参加者のリスク選好がどうであれ君は真実申告メカニズムを得るだろう
- Miller, Brailey, & Kirlik (2014): ベイジアン自白剤 in デザイン教育評価
- Forlines, Miller, Guelcher & Bruzzi (2014): 予測の集約を社会的ネットワークを使って改善する
- Carvalho (2016): 当たり外れがプロパー・スコアリング・ルールで決まるクジを報酬にすれば参加者のリスク選好がどうであれ真実申告メカニズムが得られるというのは本当か
- Prelec, Seung, & McCoy (2017): 「みんなが思うよりも意外に多い」回答が正解だ; 「みんなが思うよりも意外に多い」回答はなぜ正しいか:その1; その2; その3; その4
- Frank, et al. (2017): ベイジアン自白剤 in クラウド・ソーシング
- 小野(2017) 回答品質の評価に対する相互作用アプローチ
- Baillon (2017): ベイジアン・マーケット
(こっそり変な奴も忍び込ませている。冴えないおっさんのささやかな自己満足である)