月別アーカイブ: 2022年9月

読了:「戦争はいかに終結したか」「物語 バルト三国の歴史」「家計簿からみる中国 今ほんとうの姿」「アガンペン読解」「カタコトのうわごと」

4月から8月にかけて読んだ本、ノンフィクション部門。

イタリアの哲学者アガンペンについての入門書なのだけれど、難しい… 法外に難しいよ…
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読了:「ROCA 吉川ロカストーリーライブ」「インド夫婦茶碗」「入江喜和画業30周年記念 キワ本」「ブランチライン」「深夜食堂」

 ギャグマンガの巨匠いしいひさいちさんの自主出版本。通販で入手。
 10年ほど前だろうか、朝日新聞朝刊の連載「ののちゃん」に、ファド歌手を目指す女子高生ロカとその相棒を描いたエピソードが時々掲載されていたことがあった。本書はその部分を取り出してストーリー4コマとして完成させたものである。
 頭でわかってはいたのだが、著者の絵の上手さといったらもう…。終盤は鳥肌が立つようであった。コマとコマのあいだに感情が溢れ出る傑作。
 2023/08/14追記: 電子化されたので、amazon kindleのリンクを張った。通販はこちら
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読了:「セシルの女王」「女の子がいる場所は」「タコピーの原罪」「チ。」「ワカコ酒」

のちにエリザベス一世の重臣となるウィリアム・セシルの少年期に視点を置いて、ヘンリー八世の宮廷と社会を描く歴史物語。面白い。
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読了:「あかり」「オール・ザ・マーブルズ!」「またのお越しを」「ダンジョン飯」「生き残った6人によると」

「傘寿まりこ」の連載を終えた著者の新連載は、着物が題材のようだ。類似作が多い分野だが、本作は現代の着物ビジネスの暗部も描く模様。
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読了:「緑の歌」「台湾の少年」「ひらやすみ」「BLUE GIANT EXPLORER」「戦争は女の顔をしていない」

台湾のマンガ家・イラストレーターが描く内気な少女の青春。正直いって好みのマンガではないのだけれど(きみの悩みはどうでもいいよ、と思ってしまう)、一頁一頁がとても美しい。
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読了:「タイムスリップ・オタガール」「おかあさんの扉」「吼えろペンRRR」「ツイステッド・シスターズ」「聖☆おにいさん」

4月頃から8月にかけて読んだ本。まずはコミックスから。

陰気でコミュ障なアラサー女が中学生にタイムスリップし、暗かった青春をやり直そうとするコメディ、最終巻。なかなか面白かった。
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