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amazon primeで表示されているが日本では観られない中国語映画193本

[2021/12/04追記: この記事の内容は、「amazonで配信されている中国語映画」に統合しました]
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 先日、amazon primeで配信されている中国語映画を片っ端からリストにするという不毛な作業に時間を費やした。正直、なぜそんなことをしたのかよくわからない。どうかしてたんではなかろうか。
 で、その際に気がついたんだけど、amazon primeで表示される中国語映画のなかには、(1)題名も説明文も英語で、(2)配信停止の状態になっている、という作品が多数ある。70年代の香港・台湾映画が多い。
 おそらくamazonでは、日本では配信していないが他の国では配信している映画も表示されてしまうのではないかと思う。配信してない国では非表示にしておけばいいのにと思うのだが、なにか理由があるのかもしれない。

 先日のリストを作る際、それらの作品は除外したので、除外した作品のリストもできてしまった。ついでに載せておくことにする。 続きを読む

amazonで配信されている中国語映画

人生に展望なく、サブディスプレイで香港映画を流しながら机に向かってばかりいるのだが、ところで、amazonプライムビデオって結構使いにくいと思いませんか? どんな香港映画が配信されているのかわからなくて、イライラすることありません?

そんなわけで(どんなわけだ)、amazonプライムビデオで配信されている中国語映画を片っ端から探してみた。
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読了:Hubbard, et al. (2010) 混合モデル vs. 母集団平均モデル: GEEすべきか、せざるべきか、それが問題だ

 仕事の話なので抽象化して書くけれど、被験者内1要因の実験計画、被験者x要因内でさらに反復測定(反復回数は一様でない)、目的変数は二値。検定したいんだけどやり方がよくわからん、どうすればいい? …という主旨のお問い合わせを、先日受けた。うーん、それは確かに、ちょっと困るかも。少なくとも市場調査のルーチンワークからは外れている。
 それはもうGLMMなんじゃないっすかね、と説明しかけて、いや待てよ、こういうときにはGEEってのもあるよな、というのが頭をよぎり、どんよりした気分になった。GEE(一般化推定方程式)、それは過去なんどか勉強しようとしては挫折した、私にとっての鬼門のひとつなのである。

Hubbard, A.E., et al. (2010) To GEE or Not to GEE: Comparing Population Avarage and Mixed Models for Estimating the Associations Between Neighborhood Risk Factors and Health. Epidemiology, 21(4), 467-474.
 というわけで、易しそうな文献で再チャレンジ。
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読了:「その虐殺は皆で見なかったことにした:トルコ南東部ジズレ地下、黙認された惨劇」「見るレッスン 映画史特別講義」「香港 あなたはどこへ向かうのか」「安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル」「戦争交響楽 音楽家たちの第二次世界大戦」

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読了:「暴君 シェイクスピアの政治学」「ファシズム」「憲法学の虫眼鏡」「クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか」「中華の成立 唐代まで」

2020年に読んだ本の中で最高の面白本のひとつであった。シェイクスピアを題材にしているが、どこからどうみても現代政治についての本である。
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