月別アーカイブ: 2021年10月

読了: Farris, Hanssens, Leskold, Reibstein (2005) マーケティングROIっていったいなんのことやねん

Farris, P.W., Hanssens, D.M., Lenskold, J.D., Reibstein, D.J. (2005) Marketing Return on Investment: Seeking Clarity for Concept and Measurement. Applied Marketing Analytics. 1(3), 267-282.

 題名通り、マーケティングMROIの測定についての実務家向け解説。どういう掲載誌なのか知らんが、PDFがそのへんに転がっている。著者にMMMの権威Hanssensさんが入っているし、まあ、変な内容ではないだろう。
 仕事の都合で作った膨大な「この資料読まなきゃ」リストを眺めてげんなりしていたのだが、いつまでも溜息をついていられないので、とりあえず先頭の奴に目を通した次第である(重要性の順じゃなくて、誌名の英字順に並んでいる)。リストを開いたとき、目立つところに「読みました」マークがついていることはすごく大事である。精神的に。
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読了:矢守(2009) 正常性バイアスとは実はなんのことなのか

矢守克也 (2009) 再論-正常化の偏見. 実験社会心理学研究, 48(2), 137-149.

 本日、仕事のファイルが開かれているディスプレイをぐったり眺めながら、サブディスプレイで講演を流していたのだけれど(←こういう姿勢はよろしくないな…)、いわゆる正常性バイアスについての面白いコメントがあって、へえそうなのか… と思って検索し、たまたま見つけた論文。
 別にいま読まなきゃいけない用事があるわけじゃないんだけど、ついつい読んでしまった。(←こういうのもよろしくないな)
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読了:Borkovsky, Goldfarb, Haviv, Moorthly (2017) 実証IOアプローチでブランド価値を測る

Borkovsky, R.N., Goldfarb, A., Haviv, A.M., Moorthy, S. (2017) Measuring and Understanding Brand Value in a Dynamic Model of Brand Management. Marketing Science. 36(4), 471-499.

 仕事の都合で目を通す羽目になったんだけど、同僚にお願いして読んでもらった論文。タイトルと誌名からなんだか面倒くさそうな匂いがしたのである。お願いしたあとになってキーワードに”empirical IO methods”と書いてあるのに気づき、自らの厄介ごと回避力と酷薄さに気づいたのであった… ごめんなさい、ちょっとこれ読んどいて頂戴だなんて、パワハラと云われても仕方ないよね…
 結局、同僚たちとの間では「これ難しくてわかんないですね…」「うんそうだね…」「どうしましょうか…」「いい天気だね…」ということになったわけだが、非道な振る舞いを反省いたしまして、休日に自分でもめくってみることにした次第。なあに、たったの30pで人は死なないさ。さあ深呼吸!でもすぐに逃げ出す気満々!
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読了: Chou, Derdenger, Kumar (2019) 耐久消費財の市場レベルデータに基づく動的離散モデルで需要推定

Chou, C., Derdenger, T., Kumar, V. (2019) Linear Estimation of Aggregate Dynamic Discrete Demand for Durable Goods: Overcoming the Curse of Dimesionality. Marketing Science, 38(5), 888-909.

 仕事の都合で読んだ奴。ブランドシェアと製品特性・価格の市場レベル時系列について、個人選択モデルに基づくモデルを組んで、もし製品特性・価格がこうだったら需要はこうだったはずという推論をしますという話。えーと、構造推定っていうんでしょうか??? とにかく非常にいかついモデルである。
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読了: Dekimpe, Hanssens (2010) この10年のマーケティング・ミックス・モデル研究を振り返る

Dekimpe, M.G., Hanssens, D.M. (2010) Time-Series Models in Marketing: Some Recent Developments. Marketing ZFP – Journal of Research and Management. 32(1), 24-29.

 MMMの近年の動向についての解説。
 最近この著者の先生たちの書いたのばっかし読んでるので少々疲れてきた。えーと、Dekimpeさんはオランダ・ティルブルフ大、HanssensさんはUCLAの先生だそうです。
 掲載誌はよくわかんないがドイツの雑誌だと思う。
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読了:Pandey, Gupta, Chhajed (2021) マーケティング・ミックス・モデリングについて俺たちの思うところを語ろう

Pandey, S., Gupta, S., Chhajed, S. (2021) Marketing Mix Modeling (MMM) – Concepts and Model Interpretation. International J. Engineering Research & Technology. 10(6).

 マーケティング・ミックス・モデリングについての解説。著者らはWavemakerという会社(WPP傘下らしい)の方々。掲載誌はどういうものだかよくわからないがとにかくオープン誌。
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読了:Pauwels (2017) マーケティング・ミックス・モデリングのための動的システムアプローチ

Pauwels, K.H. (2017) Modern (Multiple) Time Series Models: The Dynamic System. Leeflang et al.(eds) “Advanced Methods for Modeling Markets“, Chapter 4. Springer.

仕事の都合で共和分システムについて勉強する必要が生じ、積んでおいてあった本の該当章を読んでみた。高い本だったので元を取らねばならん。
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読了:Cain (2010) マーケティング・ミックス・モデルによるマーケティングROI測定

Cain, P.M. (2010) Marketing Mix Modelling and Return on Investment. Kitchen, P.J. (ed.) “Integrated Brand Marketing and Measuring Returns“, Chap.2. Palgrave Macmillan.

 仕事の都合で読んだ。MMMでマーケティング活動の長期・短期ROIを測定するという解説。
 疲れた… 著者の先生と出版社のみなさまには、数式の誤植は潰して下さいとお願いしたい。初学者には大変なハードルとなります。
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読了: Esteban-Bravo, Vidal-Sanz, Yildirim (2017) マーケティング活動と売上の時系列を同時にモデル化する、期待値だけじゃなくてボラティリティも

Esteban-Bravo, M., Vidal-Sanz, J.M., Yildirim, G. (2017) Can Retail Sales Volatility be Curbed Through Marketing Actions? Marketing Science, 36(2), 161-323.

 仕事の都合で読んだ。
 一種の市場反応モデル(いわゆるマーケティング・ミックス・モデル)なんだけど、通常の動的回帰モデルではなくベクトル自己回帰モデル(VARモデル)を使い、期待値だけでなくボラティリティ(変動性)もモデル化するという話。
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読了: Horvath & Fok (2013) あるブランドが値下げすると他のブランドの売上はどうなるか

Horvath, C., Fok, D. (2013) Moderating Factors of Immediate, Gross, and Net Cross-Brand Effects of Price Promotions. Marketing Science, 32(1), 127-152.

 仕事の都合で読んだ。あるブランドの価格プロモーションが別のブランドの売上に与える効果とそのメカニズムを調べますという論文。
 著者らはオランダのマーケティングの先生。第一著者を検索したら今年のFrontiers in Psychologyに論文があった。向こうにはこういう人がいるんだよな。
 最近どうも体力と根気が無くて、こういう「おまえら肉喰ってんな」系の論文はちょっと久しぶりであった。いや-、疲れた…  
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Netflixの言語設定の謎

 いやもう、ほんとにどうでもいい話なのですが…

 小人閑居して不善を為すとはよくいったもので、わたしゃろくに仕事もせずにネトフリばかり眺めているのですが、Netflixの言語設定にはよく分からない点がある。
 本件、以前からこちらにメモしていたのだけれど、だんだん話がややこしくなってきたので、別のエントリにしておこう。
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読了: Chan & Perry (2017) マーケティング・ミックス・モデルによる広告効果測定はいばらの道と知れ

Chan, D., Perry, M. (2017) Challenge and opportunities in media mix modeling. Google Inc.

 仕事の都合で読んだ。情報資本主義の覇者Google様におかれましては、我々哀れな労働者にマーケティング・ミックス・モデル(MMM)についての一連のテクニカル・ペーパーを下賜あそばされているのだが、これもそのひとつ。MMMをめぐる概説である。
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読了: Fan, Lau, Zhao (2015) ビッグデータとマーケティングの5P

Fan, S., Lau, R., Zhao, J.L. (2015) Demystifying Big Data Analytics for Business Intelligence Through the Lens of Marketing Mix. Big Data Research, 2(1), 26-32.

 仕事の途中で見つけて、整理の都合上とりあえず目を通しておくか、とざっとめくった奴。google様的には引用件数321なので、あまり馬鹿にしてはいけません。
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